木曜日

雪害の恐れあり、として臨時休業措置を取ったため時間割がずれ込んでいましたが、今日から曜日通りの時間割復活です。

時間割変更に加えて三年生のテスト、返却、送る会と続いていましたが、今日から平常運行。張り切っていきましょう。

三年生が自宅学習期間に入りました。まとまった空き時間を使って「卒業証書」の作成に取り掛かります。証書記名にあたって、名前と顔を一致させるため顔写真帳簿を見ながら、この子かー、なんて感慨にふけりながら一枚一枚名前と生年月日を筆で記入していきます。これがまたとんでもなく時間のかかる作業。数回に分けながら、結構な期間取り組みます。その上顔写真見ながら、思い出にふけりながらの作業なので余計に時間がかかってしまう。結構おセンチなのです。

しばらく書くと、集中力も落ちてくるので時々違ったことをしながら進めていきます。

気分転換にと思い、今日は卒業生の齊藤雄大さんが2年生福祉コースの出前授業に来てくれていたので、ちょっと覗いてきました。

齊藤さんは、高校時代、野球部に所属。はつらつと活躍してくれていました。龍谷を卒業したのち、大学、大学院と進学。途中、龍谷に教育実習に来たりもしました。大学院で障がい者スポーツについて研究する中で車いす競技に出会い、これまで続けてきた野球を車いす競技に取り入れ、発展させることはできないか、と考えるようになりました。アメリカに車いすソフトボールなら存在することがわかり、研究のため渡米。車いすソフトボールの研究を進めるうち、縁あって車いすソフトボール日本代表チームの監督に就任、活躍している偉大な先輩です。

また、「北海道から世界へ、未来へその先の道へ。挑戦する若者の海外留学を、北海道をあげて応援する」ために設立された、ほっかいどう未来チャレンジ基金の一期生として2017年8月から1年間アメリカのアリゾナに派遣され、さらに研究を深め、帰国したばかりです。現在はメディカルスポーツ専門学校にお勤めです。

そんな素晴らしい実績、とてつもない行動力、とんでもない実行力を持った齊藤さんが今日は後輩たちのために出前授業に訪れてくれたのです。「福祉とスポーツ スポーツの持つ力」と題して、スポーツの観点からの福祉についてアメリカでの実体験や研究をもとにお話ししてくれました。

さすがOB、龍谷生のことをよくわかっていることもあってか抜群のプレゼンテーションで、非常にわかりやすく、興味深く、生徒たちは真剣に聞いていました。

みんな、先輩に続け!!

宮脇記

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