本日14時5分ごろ1階調理室付近の火災報知器が作動しました。火元を確認したところ火勢は極めて強く、安全確保のため全校生徒は速やかにグラウンドに避難しました……
っと。
今日は避難訓練の模様を。
このところ、地震や噴火、火災などによる被害が他人ごとではないと実感すること頻り。
何かあったらの「たら」が、「たら」ではなく現実的なものとして感じられます。
こうした現実を踏まえ、本校でも避難体制をより強固なものとするべく、本日避難訓練が実施されました。
本日の訓練は一階調理室からから出火した想定。
担当の者は警報装置の確認、火元の確認、消防への連絡、初期消火活動、避難経路の設定、誘導、放送指示、重要書類その他の持ち出し等々、迅速に対応します。
生徒たちは先生の指示に従い、ふざけあったり興奮することなく粛々と非難。速やかにグラウンドに整列し、点呼。逃げ遅れた者がいないか確認します。
そういえば初任の頃の避難訓練で、出火場所は書道準備室、とされたことがありました。火気はないし、しかも書道の授業中、なぜ書道準備室から火災発生??ということで担当の先生にご相談し、それ以来火元指定されることはなくなりました。なんでも、「紙もたくさんあるし、避難経路を設定しやすかった」とのこと。あくまでも訓練なので。火気はないとはいえ、暖房器具もあるし、可能性は0ではない。
ここ日本は災害時の動きがほかの国に比べてスムーズ、と聞きます。こうした教育現場での訓練が大人になってからも生きている、とも。
何もないのが一番ですが、いつ何が起こるかわからない。
不測の事態に備えましょう。