本校では宿泊研修形式の二泊三日で一年次のみスキー学習が実施されています。北海道人としてやはり冬のスポーツに親しむことは大切なこと。今日は最後の集団の第三団が研修中です。
スキーは苦手、という生徒もいますが、そこは体育の授業でバレーをやったり、バスケ、サッカー、ダンスをしたり、器械体操、陸上競技、柔道、テニス、バドミントン、などなどいろんな種目に取り組む中の一つとしてふれておく、ということで好き嫌い得手不得手問わず挑戦してみてほしいところ。
龍谷には、スキーが得意!!という生徒も結構いて、モーグルの選手としてクラブチームで活躍中の生徒も在籍しています。他にもスノーボードで活躍し、海外の大会にガンガン出場している生徒も在籍しています。雪国北海道、ひょっとしたら札幌オリンピックが再び訪れるかもしれない、その時には札幌龍谷関係者が選手として活躍!!なんていう期待もしています。(ほかにもたくさん強い種目もありますがそれはまたの機会に)
さてこのスキー学習、宿泊研修形式なので、スキー技術の習得、向上と定着のほかに、生徒たちはいろんな経験を積む機会となります。
スキー学習とはざっくり言ってしまうと、ただ単にクラスメイトとスキーに行って、ご飯食べたり、お風呂に入ったり、同じ部屋で寝たりして帰ってくるだけ、の行事です。
まとめてしまうと何ともそっけもないのですが、実際は仲間とともに過ごすこの数日間、同じ時間を共有して、いろんなことを語らい、みんなで大騒ぎしたり、共感しあって、でもちょっともめたり、あるいは先生に怒られたり。ほんの数日間が、大きな感動を生み、大きな成長を促します。
引率の先生方もこの行事での体験と学びがより深く実りのあるものとなるよう、たくさんの準備、打ち合わせを重ね、計画を練ります。たったの三日ですが生徒たちの心に残る思い出の行事となるよう、全力で取り組みます。そしてそれは同時に先生方の学びともなっています。
みんな一緒に学んで、いろんなことを分かち合おう。
宮脇記